競馬業界という物はとても閉鎖的である。 それ故に、昔から様々な噂や憶測が飛び交っている。その中でも一番の噂の種はやはり『八百長』であろう。 もし、こんな事が公然と行われていたとしたら、それはもう情報を掴めば一攫千金なんて楽に実現できる。それでは、本当にこんな『八百長』はあるのか? はっきり言おう。現在の競馬界において『八百長』はまず無い。 昔は確かにあった。その筋の方などが仕込んだなんて話はよく聞いたものだ。しかし、現在の競馬業界は管理体制もしっかりとしていて、その様な事はまず無理であろう。 なんだつまんねえ。…とガッカリされた方。まだガッカリされるのは早い。 確かに、『八百長』とまで言われるまでの『八百長』は無いが、競馬には現在でも『仕込み』が頻繁に行われているのだ。 八百長と仕込みって同じだろ…とのご指摘を受けそうだが、ここはあえて別物と考えて頂こう。 当たり前だが、競馬とは利益を得る者と不利益を受ける者がいる。そして、それは馬券を購入する者だけでは無く、競馬を作る側にもある。 『馬主』は馬が勝たなければ維持費が掛かるだけだ。 『騎手』も勝てなくては、生活すらできない。 『調教師』も結局は馬次第。そして様々な力関係にも翻弄される。 『開催者』は兎にも角にも売り上げが欲しい。 そう。開催する側も『利益』が欲しいのだ。 そして、その『利益』を得る為の『思惑』が結果として『仕込み』につながるのだ。
さて、ではその『仕込み』に至るまでにはどの様な経緯があるのかをここで説明して行こう。 まず簡単なのは『馬主』。 なぜかと言うと、騎手や調教師と違って潰しが一切利かないのだ。 馬はいるだけで、月に何十万という経費が必要だ。それに加えて、その馬の成績次第では大赤字だ。 そんな中、やっとの事で勝てる馬に出会い、なんとか賞金を手にする。そして、その馬は次のステップに進み、GⅠなどの高額賞金のレースを目指していく。 しかし、そう世の中甘くはないのだ。 確かに最初は勝てても、最終的にGⅠを勝てる馬なんて一握りに過ぎない。いや、GⅠに出走する事ができる馬でさえも一握りだ。 大金持ちの良血馬を買える馬主ならばそれもまた可能であろう。しかし、世の中そんな大金持ちばかりではない。 そんな事情の中で自分の馬がいざ昇級戦に出る際に上のクラスに行ったら勝てる見込みはない。 しかし、今のクラスならば、勝てる見込みは十分。貴方ならどうするだろう? おそらく多くの人の答えは一緒であろう。『現状維持』を可能にする方法は簡単に見つかるはずだ。 そして、それが『仕込み』である。 『騎手』に至ってはさらに単純だ。 簡単に言えば『星の貸し借り』や『無理をしない』事だ。 いくら実力のある騎手であろうとも、『勝てる馬』にだけ騎乗している訳ではない。 どうしても勝てる見込みの無い場合に、ただ単に邪魔をしない。他の馬のサポートをしてやる。 勝てない時に単に負けるのでは面白くもないだろう。 それ以外にも主催者側の演出であったり、馬主への配慮など様々な事がある。 事実でそこにある事を知らない者は競馬で勝つ事はできない。 そう、我々の情報にはこの様な『仕込み』も含まれている。そして、鉄板を支えているのだ。
上記に書ききれなかった事以外にも、様々な『仕込み』が行われている。 そう、上記を読めば分かると思うが、『八百長』とは似て非なる物なのだ。 いわば『究極の仕上げ』とでも言おう。決してズルをする、観客を欺く行為ではない。 そして、この仕込みがあるから絶対に100%なのかと言ったらそうではない。 競馬にアクシデントはつき物だ。ましてや馬に人の思惑なんて物は理解できない。 出遅れ、妨害、騎手の判断ミスなどまでは予想できる事ではない。仕込みをしてもこない馬もいる。 そう。これは一種の超有力情報の一部なのだ。 これに加え当社の膨大なデータと解析プログラム、経験が加わる事が大事なのだ。 競馬を決して甘く見てはいけない。簡単に的中など獲れる物ではない。 しかし、不可能ではない。なんとも奥の深いストーリーのあるギャンブルである。 どんなに驚愕のラストが待っているストーリーでも、難解なストーリーでも読み解く力があれば、結末は予測できるものだ。 少々カッコつけた言い方で申し訳ないが、私達『鉄板競馬』の用意するストーリーは貴方を至福の時に誘うだろう。
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